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新規就農した「たけ」です。一人で野菜を作ってます。営農7年目。。。


by take_7303
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スピードアップ!!

カキナの収穫・調整作業もだいぶ慣れてきた。

作業時間を計ってみると、1箱(25袋)を作るのにかかる時間は、

収穫 60分
調整 30分

ちょっと時間がかかりすぎているような気が・・・

同じくカキナを作っている同期に聞いてみると
半分くらいの時間で収穫しているらしい。

こりゃいかん、ということで作業方法を見直してみる。

どうやったらもっと早く収穫できるのか??
やってみた対策はこれ↓

①台車の利用
  収穫したカキナはコンテナに入れて圃場を移動していくのだが、
  このコンテナ、カキナの量が少ないと、しゃがんだ状態で動かせるが、
  重くなってくると、一度立ち上がらないと、動かせない。
  
  台車を利用するといいと聞いたので、借家にあった錆びた台車に
  コンテナを置いてコロコロ転がしてみると、かなりラクチン。
  しゃがんだ状態で軽く押したり引いたりするだけでコンテナを
  動かせる。また、立ったりしゃがんだりする動作のロスを無くせる。

②コンテナにカキナを詰めすぎない
  「コンテナいっぱいにカキナを詰めると○○袋分になる」として、
  収穫したカキナの量を見極めていたが、コンテナぎっちりに
  詰めようとすると、入れるのに少し手間がかかる。

  そこで、カキナを入れにくくなったら、早めにコンテナを新しいものに
  交換することにした。

③通路の片側 → 通路に両側を収穫していく
  今となってはなぜそうしていたのか??不思議に思うが、
  通路の両側にカキナが植わっているものの、片側ずつ収穫していた。

  たぶんカニ歩きで横移動していくほうが、前を向いたり後ろを向いたり
  するより楽だと思っていたんだと思う。通路の両側を収穫するように
  すれば、コンテナを動かす手間も半分で済むはず。

その結果↓

1箱分の収穫時間 60分 → 40分 に短縮。

う~ん、ちょっと作業方法を変えるだけでこんなにも違うものか???

農作業は単純作業の繰り返しだから、ちょっとしたワンアクションを
短縮することが大切なようです。

さらに冬季に根を張るために利用された、古くて大きな無駄っ葉を
収穫開始初期にハサミで切り落としておくと、株がスッキリして
見やすくなり収穫しやすくなるようです。
来年はやってみよう。

まだまだ、スピードアップの余地はありそうです。

ホウレンソウも順調です↓
スピードアップ!!_b0067179_2120420.jpg

by take_7303 | 2007-04-23 21:24 | 営農状況